逆浸透膜 (RO) 膜とは

 

「RO膜」とは高性能なフィルターで、飲用水を含む、きれいな水を作れるのが特長です。RO膜はReverse Osmosis Membraneの略で、日本語では「逆浸透膜」とも呼ばれ、”1000万分の1ミリ”の超微細な孔(穴)は、水しか通さないため、海水からでも真水を作れるほど優れたものです。

1950年に米国で海水から真水を作るプロジェクトとしてスタートし、現在では産業用から家庭用まで幅広く活用されています(NASAでも導入済みの技術です)。



 

メリット / デメリット

 

メリット
  • Stand-By時/減速運転時/荒天時においても安定的な造水が可能。
  • 船上(タンク洗浄)で使用する清水を陸上から補給する回数を最小限にできる。
  • 主機の熱源がなくても造水でき、蒸発式に比べてコンパクトで造水量も多い。
  • 自動運転で保守が容易。
  • 補水を省いた分だけ貨物の積載が可能。(比重の高い貨物の時に限る)
デメリット
  • 汚染度の高い河川(泥水)/港湾内では使用が制限される。
  • RO モジュールの交換が必要。(3-5年毎)
  • 薬品による洗浄が必要となる。
  • 既存船に設置する場合、機関室内のスペースの確保が必要。(IS/SS時の設置)

 

外観 / 寸法

 
タッチパネルの指示に従い簡単に操作でき、交換部品も少なくなっています。栗田独自の殺菌剤で水質を維持し、操作マニュアルにより船員の負担を最小限にします。


型式
K-SM15
K-SM30
標準脱塩水量
15m3/day
30m3/day
脱塩水量
100mS/m以下
給水条件 標準給水量
4.2m3/h
4.9m3/h
給水水質
35,00DS)以下
給水温度
32℃
電源
380/400/440V 50/60Hz 3①
高圧ポンプ定格電力
15kW
外形寸法
1,700(2,440)mm
奥行
750mm
高さ
1,860(1,860)mm
製品重量
720(1,000)kg
800kg(1,080)kg
運転重量
890(1,250kg)kg
990(1,420)kg

造水器比較表

 

タイプ RO(逆浸透膜)式 蒸発式
熱源 電力 主機の排熱+電力
造水率 95%前後 70-80%前後
主機の出力による造水率の変動 なし あり
操作方法 自動(ボタン操作) 手動(バルブ操作)
使用制限 汚染度の高い河川(泥水)/港湾内 汚染度の高い河川(泥水)/港湾内及びSB時
維持管理
薬品投入/消耗品交換

 

グローバルネットワーク

 
国内46箇所、海外12拠点によるネットワークで、お客様の要望に応えます。
現在、商社とのアライアンスで、さらなるネットワークの拡充を計画しています。

栃木にあるクリタ開発センターでは、RO Unitの見学も可能ですので、ご用命下さい